とらわれて、ガチガチで、

苦しくなった私が

たどり着いた先は?

健康に気を遣う両親のもと、

熊本で酵素玄米や手作りの梅肉エキス、

家庭菜園の採れたて野菜を食べて育ちました。

家には両親が買った様々な自然療法の本があり、

添加物の危険、経皮毒についての本等、

子供の頃からそういう本を読むのが大好きでした。

そんな私が高校卒業と同時にアメリカへ留学。

ど派手で大きなパッケージの食べ物も

何でも自分で勝手に食べられる環境になり、

ジャンクフードと言われるものも色々試しました。

アメリカから帰って上京。

東京では一人暮らしだったので、

CMでみるフワフワの食パン、

カップ麺、コンビニのお弁当なんかも食べてみました。

でも、不思議です。

一見美味しそうに見えるものも、食べてみると、

あまり美味しいと思えませんでした。

美味しいと思うのは、

お出汁をとって作ったお味噌汁だし、

新鮮な野菜のごまあえだったり。

素材の味がするシンプルなものが体が喜ぶのを感じていました。

東京で出会ったドイツ人の彼と20代半ばで結婚。

彼の仕事で香港に半年、シンガポールに6年住みました。

シンガポールで妊娠し、長女は日本へ帰り実家で自宅出産。

陣痛の痛みで怖がっている私に

助産婦さんがさっとくれたホメオパシーのレメディーや、

温かい手で施してくれたアロママッサージ。

この時、初めてホメオパシーとアロマセラピーに出会いました。

次女はシンガポールでヒプノバーシングを取り入れ、

リラックスして水中出産をしました。

そして、自然療法家のVanilla先生に免疫学、

アロマセラピー、ホメオパシーを学びました。

その後、長女が4歳、次女が2歳になろうとしている頃、

夫の故郷であるドイツに引っ越ししました。

環境が大きく変わったからか、子ども達の肌が荒れ始め、

ついにはアトピー性皮膚炎と診断されました。

これまで、自分では健康に気を付けていたつもりだったので、

自分の子どもに起こるなんて、とてもショックでした。

ある時期は、乳製品、卵、小麦粉を断つ食事療法、

また、玄米菜食もしていました。

沢山の本を読み、講座を受講し、アレルギーやアトピーについて勉強しました。

なのに、目の前の子ども達は良くなったと思ったら、またぶり返す。

私は精神的にも追い詰められて、

「こんなにがんばってるのに、なんで!」と憤りを感じていました。

そんな中、Vanilla先生のオンライン講座で、

個人の体質をみるエレメントを学び、驚きました。

ある人には良いと言われていることでも、ある人には効かない。

人の臓器の構造や機能はどんな人もほぼ同じでも、

どれぐらい効率いいのか、どんな時に活性化して、

どんな時にバランスを崩すのかは同じ親から生まれたきょうだいでも異なること。

エレメントとは古代ギリシアの「火」「水」「土」「風」の

4つの根源的元素で万物が成り立っているというものです。

この学びで、一般に言われている食事療法も合わない人もいることを知りました。

それから、生化学や解剖生理学でヒトの体の仕組みを、

ホリスティック(全体的に)みる量子力学的な栄養学を学び、

さらにアーユルヴェーダや陰陽五行論、

ドイツの自然療法の母ヒルデガルドのホリステック療法を学び、

点と点が繋がってきました。

また、私自身も心を整えるコーチングプログラムに参加し、

自分とがっつりと​向き合うこともしました。

自然派健康オタクな私が色んなことを学んで、

実践して、迷走して、たどり着いたこと。

それは、

食事は苦行じゃない。

楽しいこと。

幸せなこと。

体の仕組みを知り、個々の体質を知り、

住んでいる所や季節を考慮する。

今、体が欲しているものに耳を傾けてみる。

お母さんである私も「もっと頑張らなくちゃ」

「いいお母さんでいなくっちゃ」っていう思いを

手放し、軽くなっていきました。

そういう一つ一つを取り入れたら、日々の食事が辛くなくなり、

子どもの肌も良くなりはじめました。

 

巷で何かが流行れば飛びつき、

これさえあればよくなる魔法があるのかと思っていた。

そういう風に外に外に他の何かに答えを求めるんじゃなくて、

もっと自分の中もみてみること、俯瞰してみること、

心も体も全体的にみることが大切なんだ、

心と体はつながっているんだ、とやっと気づいたのでした。

私がこころから伝えたいこと。

それは

台所から人生にいろどりを」。

「いろどり」には、

カラフルという意味だけじゃなく、

人生を豊かにする「はじまり」だったり、

きっかけ」だったり、「ここに在ること」だったり。

​毎日の「食べる」ということは選択の連続。

何かの考え方にとらわれるんじゃなくて、

智慧をもって柔軟に楽しく、という想いが込められてます。

そして、西洋も東洋も、ヨーロッパも日本も、

いいとこどりをして、

簡単で美味しくて、体にも良いお料理や、体のことを伝えることをしていきたい、

そう思うようになりました。

​バウアー加奈子のプロフィール